BOリアクター 製品本体
BO Reactor — Water Treatment Device

BOリアクター|水を媒介として酸素供給を効率化する水処理装置 現場の見えない痛みに、
小さく、確かに応える。

鉱物セラミック・多孔板による高効率酸素溶解・回転水流の3要素を一体化した、特許取得済み(特許第7902497号)のエアレーション型水処理装置です。畜産・水産・農業の現場で、臭気・水質・堆肥発酵まで、幅広い課題に応えます。

サイズ
高さ 22cm
重さ
2kg

What is BO Reactor

BOリアクターとは

BOリアクターは、水を媒介として酸素供給を効率化し、水中環境や微生物環境の改善を目的とする有限会社シューコーポレーションの水処理装置です。畜産排水、家畜用水、農業用水、養殖水など、一次産業を中心とした水環境で活用されています。

装置の内部には、鉱物セラミック担体多孔板(旋回羽根付き)回転水流の3要素が一体化されています。空気と水を接触させながら水中へ酸素を溶け込ませ、その水を装置の外へ送り出すことで、水そのものが酸素の運び手となります。高さ22cm・重量2kgの小型装置で、水槽・水路・配管・養殖いかだなどに吊り下げて設置します。

装置本体にモーター等の動力機器を持たない構造のため、海・河川・配管内など水が自然に動いている環境では外部動力を必要としません。貯水槽・汚水槽など水が動かない閉鎖環境では、外部エアブロワと組み合わせて運用します。家畜用飲水の改善および畜産液肥の製造に関する技術は特許第7902497号として登録済みで、海面養殖等への応用は出願中です。

分類
水処理装置(エアレーション型)
目的
酸素供給の効率化
水環境・微生物環境の改善
主な導入分野
畜産・水産・農業・工業排水
開発・製造
有限会社シューコーポレーション
特許
特許第7902497号
(海面養殖等は出願中)
誤解されやすい点。BOリアクターは、薬剤や添加剤を水に投入する装置ではなく、殺菌を目的とした装置でもありません。水に酸素が届く状態をつくることで、その水の中で働く微生物の活動の方向性が変わり、結果として臭気や水質に変化が現れる——という考え方に基づく装置です。そのため、変化の現れ方と速さは、現場の水量・水温・汚泥の蓄積量・水の動き方によって異なります。

仕組みのより詳しい解説は技術解説ページ、実際の現場での変化は導入事例をご覧ください。

Three Strengths

生産現場の負担を減らす、3つの強み

誰でも扱える小型装置として、設置・運用のハードルを最小限に抑えています。

01

設置が簡単

高さ22cm・重さ2kg。水槽内に吊るすだけで稼働開始。工事も電源工事も不要です。

02

メンテナンスも簡単

消耗品はなく、定期的な清掃のみでずっと使い続けられます。薬剤・添加剤の補充も不要です。

03

コストが安価

維持費はエアポンプの電気代のみ。導入コスト・ランニングコストともに、現場経営に負担をかけません。

How It Works

仕組み — 3つの要素が、ひとつの装置に

派手な仕掛けはありません。鉱物・乱流・空気という自然界の基本要素を、独自構造で組み合わせています。

鉱物セラミック
01 Mineral Ceramic

鉱物セラミック

独自配合のセラミックが、微生物の定着と水質形成の起点となります。

多孔板
02 Perforated Plate

多孔板による高効率酸素溶解

エアレーション空気をプレートで微細分散し、酸素溶解効率を高めます。

回転水流
03 Rotational Flow

回転水流

プレートの羽根が旋回流を生み、処理水を均一に拡散。デッドゾーンを解消します。

Applications

適用分野

BOリアクターは多様な現場で導入されています。1台でカバーできない規模・課題にも、複数台の組み合わせで対応します。

畜産業 養豚・養鶏・酪農
水産業 海面・陸上養殖
農業 堆肥・灌漑
工業 排水処理・地下水
一般生活 家庭用 水つくり
Livestock

畜産

養豚・養鶏・酪農の各現場で、糞尿処理から飲水ラインまで、水が関わる工程に導入されています。

  • 畜産排水の処理
  • 糞尿処理槽・汚水槽
  • 畜舎・堆肥場の臭気対策
  • 家畜用水(飲水ライン)の水質改善
  • 畜産液肥(フルボ酸様液体)の製造
  • 堆肥の発酵促進
Fishery

水産

海面養殖・陸上養殖の双方で使用されています。海面では潮流を利用するため、装置に外部動力を必要としません。

  • 養殖水(生簀・いかだ周辺)
  • 陸上養殖の水槽循環水
  • 酸素環境(溶存酸素・DO)の維持
  • 養殖場の排水処理
  • 海底堆積物(ヘドロ)の分解
Agriculture & Others

農業・その他

農業用水の水質管理や、事業所の地下水・排水処理にも導入されています。

  • 農業用水・灌漑水の水質管理
  • 貯水タンク・受水槽の水処理
  • 工場・事業所の排水処理
  • 地下水の処理(濁り・赤錆)
  • 食品残渣の堆肥化

Specifications

製品仕様

標準モデルの主要スペック。設置現場の規模や水量に応じて、複数台の組み合わせ運用が可能です。

製品名 BOリアクター(標準型)
本体サイズ 高さ 22 cm(吊り具を除く)
重量 約 2 kg
処理構造 3段処理室/多孔板(旋回羽根付き)/独自焼成セラミック担体
必要動力 自然水流環境では不要/閉鎖環境では別途エアブロワを使用
設置方法 水槽・水路・配管・養殖いかだなどに吊り下げ設置
メンテナンス 定期清掃のみ/消耗品なし/薬剤・添加剤の補充不要
維持費 エアポンプ稼働時の電気代のみ
特許 特許第7902497号(飲水改善・畜産液肥の製造)取得済み/海面養殖等は出願中(詳細は技術解説ページ

※ 用途・現場条件に応じた特注仕様(規模・素材構成・運用設計)もご相談いただけます。

Installation Process

導入の流れ

お問い合わせから運用開始まで、5つのステップで進めます。試験導入・現場視察にも対応します。

  1. Inquiry

    ご相談

    電話・メール・LINE公式・お問い合わせフォームから、現場の課題や規模感をご共有ください。

  2. Survey

    現場調査

    必要に応じて現地訪問またはオンラインで、水質・規模・設備条件を確認します。

  3. Proposal

    ご提案・お見積り

    最適な設置プランと台数、運用方法、想定効果、費用感をご提示します。

  4. Install

    設置

    吊り下げ設置のみのため、工事不要で即日稼働可能です。試験導入も対応します。

  5. Support

    運用サポート

    経過観察、清掃方法のガイド、追加導入や運用調整のご相談に継続対応します。

FAQ

よくあるご質問

ここに掲載のない内容は、お気軽にお問い合わせください。

BOリアクターとは何ですか?
水を媒介として酸素供給を効率化し、水中環境や微生物環境の改善を目的とする水処理装置です。鉱物セラミック担体・多孔板(旋回羽根付き)・回転水流の3要素を一体化した構造で、空気と水を接触させて水中に酸素を溶け込ませ、その水を装置の外へ送り出します。高さ22cm・重量2kg、据付工事が不要な小型装置で、畜産・水産・農業を中心とした一次産業の現場で使用されています。薬剤や添加剤を投入する装置ではありません。
BOリアクターはどのような場所で使用できますか?
水が溜まっている場所・流れている場所に吊り下げて設置します。具体的には、畜産施設の糞尿処理槽・汚水槽・飲水ライン、堆肥化処理槽、海面養殖の生簀やいかだ、陸上養殖の水槽、農業用の貯水タンク・用水路、事業所の受水槽や排水処理設備などです。海・河川・配管内など水が自然に動いている環境では外部動力が不要で、貯水槽など水が動かない閉鎖環境では外部エアブロワを併用します。水がほとんど動かず、かつエアを送る手段も用意できない環境では、期待した変化は得られません。
一般的な曝気装置との違いは何ですか?
一般的な曝気装置は「空気を送り込む」ことを主な機能としますが、BOリアクターは酸素を溶かす・水流で運ぶ・微生物が定着する場を用意するという3つの機能を1台に統合しています。

散気管による通常の曝気では、気泡が周囲の水にだけ酸素を渡して水面から抜けてしまい、槽の底や隅に酸素が届かない領域(デッドゾーン)が残りやすくなります。BOリアクターは多孔板で酸素を溶け込ませ、回転水流でその水を槽全体に行き渡らせる設計です。また、担体としてのセラミックを内蔵しているため、好気性微生物が定着して働く場所を装置自体が備えています。

大規模設備を要するMBBR法や、専用機器と電力を要するマイクロバブル装置との比較は、技術解説ページの「既存技術との違い」で解説しています。
電源は必要ですか?
装置本体にはモーター等の動力機器がないため、本体に電源は不要です。海・河川・配管内・循環ポンプのある水槽など、水が自然に動いている環境では電源を一切必要としません。水が動かない閉鎖環境では、外部エアブロワ(一般的な小型エアポンプで20〜40W程度)とその電源が必要になります。
畜産以外でも使用できますか?
はい。水産養殖(海面・陸上)、農業用水の水質管理、食品残渣の堆肥化、事業所の地下水・排水処理などの実績があります。愛媛県の海面養殖製造業事業所の地下水処理食堂の野菜くずの堆肥化などの事例をご覧ください。水が関わる現場であれば、業種を問わずご相談いただけます。
導入から効果が現れるまで、どのくらいかかりますか?
現場の規模・水質・課題によって異なりますが、畜舎の臭気では設置後2週間〜半年で明確な変化が見られた事例が多くあります。琉球協同飼料様(沖縄)の事例では、半年で臭気指数が75〜88%減を達成しています。水産養殖場では、海底ヘドロや病害の改善に数ヶ月から半年程度を要しています。
1台でどのくらいの範囲をカバーできますか?
対象水量・課題の深刻度・現場の循環条件によって変動します。畜舎の飲水ラインでは1,000〜2,500頭規模を1〜数台でカバーした実績があります。最適な台数・配置は、現場調査の上でご提案します。
電気代はどのくらいかかりますか?
装置本体にはモーター等の動力機器がなく、必要な電力は外部エアポンプの稼働分のみです。一般的な小型エアポンプ(20〜40W程度)を1台で運用するケースが多く、24時間連続稼働でも月数百円〜千数百円程度に収まります。自然水流環境ではエアポンプ自体が不要です。
メンテナンスはどう行いますか?
定期的な水洗い清掃のみで、消耗品の交換や薬剤の補充は不要です。清掃頻度は現場の水質によりますが、1〜3ヶ月に1回程度が目安です。具体的な清掃手順は納品時にご案内します。
設置工事は必要ですか?
不要です。水槽・水路・養殖いかだ・配管口などに吊り下げるだけで稼働します。重量2kg・高さ22cmと小型のため、1人でも設置可能です。閉鎖環境で外部エアポンプを使う場合のみ、エア配管とコンセントが必要になります。
試験導入・デモ機の貸し出しはできますか?
はい、現場の状況をお聞きしたうえで、試験導入・デモ機の貸出に対応しています。一定期間(数週間〜数ヶ月)の効果検証を経てから本導入をご検討いただくケースが多いです。お問い合わせフォームよりご連絡ください。
家庭用に使うことはできますか?
BOリアクター本体は業務用設計のため、家庭での直接利用は想定していません。ご家庭向けには、同じ水処理技術を応用した「水つくり 元付け」「水つくりライト 据置型」をご用意しています。
補助金・助成金は使えますか?
畜産関連の環境改善設備や、循環型農業の取り組みに対する自治体・国の補助制度の対象となる場合があります。地域によって制度が異なるため、検討中の補助金がある場合はお問い合わせ時にお知らせください。実証データの提供など、申請に必要な資料作成もお手伝いします。

まずは、現場の課題をお聞かせください。

BOリアクターのデモ機貸し出し、現場調査、業種別のご相談を承っています。お電話・LINE公式・お問い合わせフォームのいずれでもどうぞ。

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