News — 2026.07.31 / Patent
家畜用飲水と畜産液肥の製造技術で、特許を取得しました。
BOリアクターの中核となる液体処理装置の構造と、それを用いた家畜用飲水・畜産液肥の製造装置および製造方法に関する発明が、2026年7月31日付で特許第7902497号として登録されました。
01 — Overview
「装置」と「使い方」を、
「装置」と「使い方」を、
ひとつづきに権利化しました。
今回登録された発明の名称は、「液体処理装置、家畜用飲水製造装置、家畜用飲水製造方法、畜産液肥製造装置及び畜産液肥製造方法」です。
BOリアクター本体の構造だけでなく、それを用いて家畜の飲み水をつくる方法、そして畜産のふん尿から液肥をつくる方法まで、あわせて8つの請求項で権利化されています。現場で実際に価値が生まれるのは「装置をどう使うか」の部分であり、そこまでを含めて認められた点に、今回の登録の意味があります。
02 — Technology
水の通り道と、
水の通り道と、
渦の生まれ方。
特許公報に記載された構成は、円筒状の外容器のなかに複数の仕切板を設け、その間に筒状の内容器と濾材(セラミック)を配置するというものです。ポイントは、仕切板に開けられた穴の「径」と「位置」にあります。
1
孔径を配置で描き分ける
小径・中径の通水孔は仕切板の中央部領域に、大径の通水孔はその外側の領域に配置されます。穴の大きさを場所ごとに変えることで、装置内部の水の通り方に意図的な偏りをつくります。
2
羽根が旋回流を起こす
下段の内部空間を形づくる仕切板には、通水孔とは別に複数の流水孔があり、その上部にはそれぞれ羽根が設けられています。流入する水はこの羽根によって旋回する流れに変わります。
3
好気性微生物が働ける水に
旋回流と濾材の組み合わせによって、酸素が水中へ均質に行きわたります。好気性微生物が安定して働ける環境が整うことで、家畜の飲水改善から液肥製造まで、同じ原理で応用できます。
※ 上記は公開特許公報(特開2026-088968)に記載された構成の要約です。正確な内容は、下記の特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)にてご確認いただけます。