水

​「水つくり」開発ストーリー
水物語その56 酸化とは

水物語 その27」で、

水の酸化還元電位=ORPについて

細かく書きましたが、

私たちのくらしや身体に

どのような関わりがあるのか、

水物語を読んだ方から

もう少しわかりやすく説明してほしいと

お声をいただいたので今回はそのお返事です。

酸化還元電位について理解するために、

まず「酸素」と「酸化」について

学ぶ必要があります。

酸化とは、

一般的には物質が酸素と結合することで

「電子を失う反応」と定義されています。

酸素は物質に反応する力がとても強いので、

地球上の大気に触れているものは

全て酸化している、と私は考えています。

酸化と聞いて

皆さんはどのようなイメージを

持たれるでしょうか。

鉄が錆びる、リンゴの断面が変色する、

輪ゴムがボロボロになる、

プールの塩素で髪が脱色するなどの現象も

『酸化』が関係しています。

 

今あげた例のように

「劣化する」、「ダメージを受ける」

という悪い印象を持たれることが

多いかと思います。

しかし、「酸化」の反応があることで

人間や生物は、取り入れた成分を体内で

運動エネルギーに変えることができますし

火が燃えるのも酸化反応があるからです。

酸化を起こす「酸素」は、

大気中の約23%と言われています。

その濃度は、地球上のどこで測っても

変わりがありません。

同じなのです。

もし、大気の中の酸素の濃度が

今より2~3%濃かったら、

一度起きた山火事は消せないといわれます。

逆に今より2~3%薄かったら

どうなるでしょう。

 

まず考えられるのは、

地表の70%を占める海面から

溶け込む酸素の量が少なくなって、

バクテリアの生存数が減少します。

これをきっかけとして、

人間の想像を遥かに超えた変化が

地球に起きてしまうといわれています。

こんな微妙な酸素濃度の調節が、

この地球上では

何億年も保ち続けられているのです。

 

とても不思議なことだと思いませんか?

 

では、この調節をおこなっているのは

一体誰なのでしょうか?

この答えはガイア理論の中にある

「地球のホメオスタシス」が

一番近いのではないのかと私は考えています。

この「ホメオスタシス」とは

簡単に言うと自己調整機能のことです。

地球が人間や動物と同じ生命体として

活動している「生命惑星・地球」だった場合、

人間が風邪を引いた時に熱を出して

身体に不要なものを排出するように

地球も酸素濃度を保つため、

自己調整を行なっている

と考えられます。

この水物語でも何度か紹介している

「ガイア理論」ですが、

これは1960年代、

NASAで働いていたイギリスの生態学者

ジェームズ・ラブロック氏によって

提唱されました。

私がこの技術にたどり着く上で

欠かせない内容なので

興味ある方はぜひ読んでみてください。

次回は、

人間とっての酸化反応と、

水のORP=酸化還元電位が

どうつながっているのかについて書きます。