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水

​「水つくり」開発ストーリー
水物語その57 人とくらしと酸化反応

前回は「酸素」と「酸化」について

お話しました。
今回はいよいよ「酸化還元」が

私たちのくらしとどのような関係があるのか

ご説明します。

 

人間の身体で起きている酸化は
実は全て細胞の中で行われています。
皮膚にいる常在菌も酸化反応がありますが
比率で見ると僅かです。
身体を動かしている時も寝ている時も
じっとして考えている時も、
何十兆個もの細胞の中で酸化が行われており、
その酸素を運んでいるのは

血液の中の赤血球です。

細胞内で酸化して役に立たなくなったものは
分解して排泄されていますが、
酸化したものを還元して

使い続けられているものもあり、
むしろこちらの方が圧倒的に多いと

考えられています。

酸化したものを還元するとは、
酸素と化合したものから

酸素を奪い取ることをいいます。
しかし、酸素の化合力はとても強いので、
引き剝がすにはより強い力が必要です。
その力を「酸化還元力」と呼びます。
水には酸化還元力がありますが
そのパワーは一定ではなく、

水によって異なります。
目で見たところでは同じ水でも、
還元力が強い水と弱い水が存在するのです。
なぜそのような違いが出てしまうのか、
様々な研究が進められており、

一番有力な説としては
水分子の繋がりの形によるのだろうと

言われていますが
いまだに詳しいことはわかっていません。


では、酸化還元力の高い水は
私たちの身体にどのような影響を与えるのか。
水つくりを利用している方へ感想を伺うと
「お風呂での湯疲れがなくなった」

という声をよく聞きます。
これはまさに水つくりの水の酸化還元力が

高いことを感じられている証拠だと

思っています。
酸化還元力が高い水の特徴として
「疲れにくくなる」効果や、

「疲れがとれる」といった
効果が挙げられるのです。

近年、還元力があると謳って

売られている水があります。
還元力が強い水は、
酸化還元電位を測ると+200ミリボルト以下、
もしくはマイナスミリボルトの値が

計測されるはずです。
そのいくつかを調べてみましたが、
どれもORP値が+200以上あり、
サビ釘を入れてもほとんど変化しませんでした。
それらの水に比べると、
水つくりの水にサビ釘を入れると

マイナスまで下がり、
時間が経っても数値が戻ることはありません。
この実験を繰り返し行い、

詳しくお話ししているのが水物語その27です。

身体の中で過剰に酸化が進んでしまうと
老化がすすみ、

三大疾患であるがんや様々な生活習慣病を
もたらす原因となってしまいます。
生きている限り、

酸化を完全に防ぐのは不可能ですが
酸化に負けない身体づくりをすることは

可能です。
人間の身体にしても、環境においても、
「悪いから」といってそのものを

完全になくすのではなく
地球のように自分たちで調整し、

バランスをとることが
非常に重要なのです。

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