top of page

水物語その23 特許申請

「あまりにきれいすぎる水では、

逆に生き物は棲めないのだ」

また一つ、瓢箪池から大切なことを学んだ私は、木津さんに相談して

「水つくり」の性能調節に試行錯誤します。

水物語その8でご紹介した

共鳴磁場測定の技術を活用して、

「水つくり」を、「きれいすぎる水」から

「生き物が棲める水」を作れるように

調整を行いました。

この結果を木津さんにも報告し、

追加特許を取ることになったのです。

私は、「水つくり」は通過する水を

分子構造が整った「構造水」に変える働きをすると考えていました。

しかし、

「どういう原理で水分子が整えられるのか?」

については、推論でしか語れません。

当時は「構造水」という概念も言葉も

認知されていませんでしたので、

「水の分子構造を整える」という表現しか

使えませんでした。

申請は直ぐには認められず、大変苦心します。

拒否通告が来て再説明を2度繰り返し、

その年の11月、漸く特許が受理されました。

受理された時の説明が下の図と説明です。


「流水孔の孔壁の表皮効果によって流速が減速する流体束周辺部分と、それ程減速作用を受けない流体束中央部分とが水の粘性によって竜巻状の旋回水柱を形成する。そして、形成される旋回水柱のピッチは、流水口の径によってそれぞれ異なる。ピッチの異なる3種類の水柱が旋回羽からの水流で混在する輻奏状態で濾材と衝突して影響を受けて水の分子配列が整えられ、

水の活性化が促進するようになる。」

私は元映像作家であり、

科学の専門家ではありません。

「水つくり」も、現代科学の高度な研究によって生まれたものではなく、

私自身が様々な現場で学んだことを元に

木津さんと仮説検証を繰り返して

生まれたものです。

“その説明が出来ない!”

となると・・、

事実で証明し、

人間が今持っている技術を活用して、

少しずつ理解して行くしかないのではないか・・・となります。

当然、使用現場の担当者との

共同作業になります。

果たして、うまくいくだろうか?

理解し協力してもらえるだろうか?

私は、このことを弟の妻で生物学者の

団まりな博士に相談しました。

この時、団まりなさんは千葉県の館山に

「階層生命学ラボ」を設立されておりました。

団まりな博士は、京都にある微生物研究所で

抗菌テストを行うことを提案されました。

早速、申し込んで微生物研究所に

水つくりを設置して、水道水を通過した

残留塩素がないことを確かめた水で、

大腸菌、サルモネラ菌、黄色ブドウ状球菌の

三大病原菌についての抗菌テストを

依頼しました。

0件のコメント

最新記事

すべて表示

水物語その158「土と水の自然学」の取材⑫~処理編~

次は、食品加工工場団地の排水処理です。 九州熊本県人吉市にある食品工業団地の看板にタイトルが出ます。 「熊本県人吉市 人吉総合食品団地協同組合」 続いて団地の全景に経過を説明する字幕がでます。 「この団地は1982年に設立され 6社の工場の内5社の廃液を 共同処理しているが、悪臭と 血汁等高濃度廃液及び 汚泥の処分に苦しんできた。 ’86年から内水護博士の指導で 施設を改善、現在では総てが 解決し

水物語その157「土と水の自然学」の取材⑪~処理編~

放流水でイワナが元気に生きているのを確かめた後は 脱水ケーキの堆肥化を見ます。 脱水ケーキとは沈降槽(ちんこうそう)で沈んだ汚泥のことです。 <汚泥脱水装置> 新しい汚泥には既に出来上がっている 堆肥を混ぜて醗酵させています。 その作業を見ながら内水先生は臭いを確認します。 「もう、この段階で臭いはほとんどありませんね」 映像には汚泥と堆肥を混ぜる装置が映ります。 <新しい汚泥の臭いを嗅ぐ内水先生

水物語その156「土と水の自然学」の取材⑩~処理編~

処理編の最初の現場は長野県安曇野市豊科町です。 町を見下ろした全景の映像にタイトルが出ます。 「名水百選の町・豊科では、 家庭に設けた浄化槽の汚泥を 集中処理しているが、その悪臭に悩まされていた。 1984年の秋から内水博士の指導で 施設の改善を行い 現在では悪臭が除去され、 放流水質も向上している。」 そして、 バキュームカーが生活雑排水処理場に入ってくるシーンになり 内水さんがこの処理場を最初

bottom of page