水

​「水つくり」開発ストーリー
水物語その49 プロの現場から~パン職人~

今回ご紹介するのは、

天然酵母を使ったパンつくりに徹している

パン職人・鈴木俊一(すずき しゅんいち)さん

です。

お店の名前は「すずの木ベーカリー」。

東京都文京区にある「本郷三丁目のパン屋さん」として有名で、

SNSでも多数の投稿があり、

開店当初からのファンも多い人気のお店です。

鈴木さんが初めて「水つくりの水」に

出会ったのは

2012年、今から9年前の夏になります。

当社がある東京の狛江市に

水つくりを設置している喫茶食堂があり、

そこの常連だった鈴木さん。

その日はなんと18キロも離れた日野から

自転車で来ていたため、

入店してすぐに水を何杯も飲んだそうです。

真夏の炎天下のもと、

長時間身体を動かしたあとに飲むその水は

スーッと喉を通りました。

ここまでは、

ミネラルウォーターや水道水でも同じなのですが

なんといくら飲んでも胃袋に溜まらなかったことにとても驚いたそう。

「普通ならば胃が重たくガボガボになるのに、

この水はならない!

噂には聞いていたけど…

この水は一体なんだろう?」

となったのが最初の出会いです。

その後、お店に三度通ったいう鈴木さん。

3回目にはとうとう水を持ち帰り、

かねてから計画をあたためていた天然酵母で

パンを焼いてみることにしました。

鈴木さんこだわりの天然酵母は、

それまでにもいろいろな水と組み合わせて

焼いてみましたが

なかなか理想通りには出来ませんでした。

しかし持ち帰った水を使って焼いてみると、

まさに理想としていたパンが

焼き上がったのです。

「この水があればパン屋が出来る」と

確信した彼は会社にまで足を運んでくれ、

私のながいながい水つくりの話を

十分に聞いて購入を決断したのです。

そして購入から2年後の4月末に

「すずの木ベーカリー」をオープンさせました。

 

今回、この記事を書くため、

開店前からお店へ伺い、来店したお客さんへ

許可をもらって取材をさせてもらいました。

現在は、コロナの影響もあり常連の方からの

受注生産のみでやっているそうなので

ヘビーユーザーの方々からの感想となりました。

まずは、開店早々に食パンを2斤買われた、

初老の男性。

「私は最初からずーッと買っている。

かみさんと子どもたちは

今の甘いパンが好きだけど、

ここのは甘くないからね。

小麦の味がするんだ。」

次に来られたご婦人は

「若い時からずーッとパリに住んでたから

探してたの。

ここのはパリと同じ味がするから

まとめて買っている。

冷凍しておいても味が変わりませんよ。」

続いて来られた妊婦の方は

「探して探してやっと天然酵母の

ここを見つけたんです。

遠くから来るんですけど

お昼前に来ないと売り切れちゃうから大変。

でも今は予約で買えるので安心です。

美味しいから、

すぐまた食べたくなるんですよねー」

と皆さんとても嬉しそうに買っていたのが

印象的でした。

その日、私が買って帰った食パン2斤は

「小麦の香りと味がする」と

パン好きの奥さんに

ぺろりと食べられてしまいました。