水

​「水つくり」開発ストーリー
水物語その32 変化は三者三様

水つくり世に広めていこうとすると、

人間自身の壁にぶつかります。

特に水に対しての保守性。

どういうことかと言うと、

人は慣れている水に囚われていて、

変化した水にはすぐには反応しない、

または、元の水の方を良く感じる

という現象です。

長く慣れ親しんでいるわけですから、

当然といえば当然かもしれません。

その典型的な代表例をお話します。

今から20年ぐらい前でした。

ミネラルウォーターがまだ出初めの頃です。

銀座の歯医者さんが「水つくり」を付けたい

とのことでお昼休みに伺いました。

建物の都合上、

元付けタイプ(MZ-I型)が設置出来なかったので、

据え置きタイプ(MZ-K型)を

医院の流しに設置すると、

女性の技師さんたちがやってきて、

水つくり通過水と水道水を飲み比べて

「わー違う!おいしい!」と騒ぎました。

騒ぎを聞いて院長さんも来て

「どれどれ」と言って

2つのコップの1つを取り上げて飲んで

「やー!うまいなー」と言ったのは

水道水の方だったのです。

ドン引きの技師さんたちの雰囲気を察して

もう一つの水つくりの水と飲み比べても

はっきりしないようでしたので

「設置はとりやめましょうか。」とお伝えすると

「いや!そのまま設置しておいてくれ」と

きっぱり言われたので、

1か月間のお試し期間をお約束して帰りました。

2週間を過ぎた日にその院長先生から

「すぐ来てくれ」との電話があり、

病院に伺うと

「医院のは買うから、

すぐに千葉の自宅に付けてくれ」

とのことでした。

経過を聞くと、

設置した日にペットボトルに入れて

自宅へ 持って帰ったら

「妻も子供も大喜び」で

「自分だけ分からなかった」。

翌日も持って帰って喜ばれ、

ついにキャンプ用の水タンクで

毎日持ち帰らされるようになり

「とてもたまらんから」

自宅に付けてほしいとなったということでした。

 

でも、

「先生は水を良いと感じられなかったのでは」と聞こうとしたら

遮って

「いや、あれから毎日飲んだんだよ。そしたら、酒が抜けるようになってね。調子いいんだ。」

そして改めて

「水道水は飲めない」ときっぱり。

「どうしてアレをうまいと感じたんだろうね」

と首を傾げられました。

同じようなケースがその後も今も時々あります。

人に飼われているペットなどにも、

人と同じように慣れていた水の方を最初は選び、

1~2週間で水つくりの水を選ぶようになったという例がいくつもあります。

そうした経験を踏まえて、自分も含めて、

生きものにはそういう習性があるのだと知って

気を付けるようにしています。