水物語その7 挑戦の​はじまり

畜産と耕作の農業現場と日常生活で使える

「良い水をつくる装置」の考案で頭に浮かんだのは、

直径約100センチのステンレスパイプの中に、


パンチ板で作った棚を設けて、


土壌ペレットと花崗岩と火山岩を充填し、


活性炭の布を敷き詰めて、


原水を通過させるというものでした。


インとアウトの口径は一般家庭で汎用の13㎜・1/2インチです。



試作品を10台作って、取り敢えず自宅と友達の台所に取り付けて実用してみました。



自宅では、それまでは大きな水瓶に同じ材料を入れて、


「金魚のブクブク」でエアーレーションして水を作っていましたが、


試作品の水も同じように美味しい、炊飯もお茶もコーヒーも美味しい


ということが確かめられました。



友人宅の評判も良かったので、特許を申請し、本格的に製作して販売を始めました。


1992年~1993年のことです。



ところが、その年に浄水器に自然石等が入っていると


日本水道協会(JWWA)で認証しないことが決まりました。


自然石等の「等」に土壌ペレットが適用されますので、


材料は全部NG、アウト、使えなくなりました。



しかし、畜産の現場ではJWWAの認証が無くてもOKです。



その頃、生物にとっての水の良し悪しを見極める方法は知ありませんでした。


使った結果で判定していましたから、2か月ぐらい掛っていました。



そして、良い水の要件は、


①悪いものがないこと。


②必要な成分でも過剰に無いこと。


③変な臭いがしないこと。


④生きものが元気になること。


⑤有効なミネラルが含まれていること。

でした。



しかし、成分分析をすると費用が掛かりますので、会社を興したばかりで投資はできません。


そのため、もっぱら④だけで判断し、④で変なことが有ったら分析に出すという具合でした。



丁度その頃、MRAと言う共鳴磁場を測定する装置がアメリカから輸入され、


私の知り合いがその装置を購入していました。


早速出かけて行って、その原理と測定の実際を体験して、


「これで、水が判定できる!」と確信しました。



私の父はソーダ工業の電解技術のエンジニアで、弟は理論物理学者でしたので、


物質とエネルギーに関する粒子と波動の現象を日常的に話していましたから、解ったのだと思います。


私は、すぐに実験に取り掛かりました。


① 土壌ペレットと花崗岩と火山岩を入れてエアーレーションした水

② その水を逆浸透膜でろ過してミネラル成分を取り除いた水


①と②の共鳴磁場を測定して比較する。項目は、生物固有の「免疫」コードだけ。

そして、②の水を1頭の母豚にだけ飲ませて変化があるかどうかを観る。


3ヶ月ほど掛かりましたが、


比較結果は“同じ水の効果”でした。



従って、結論は、


ミネラル成分に効力があるのではなく、


水そのものが効力を持っているというとです。



と言うことは、良い水が出来るためには、


土壌ペレットと花崗岩と火山岩から溶け出すミネラル成分が必要なのだと考えていましたが、


実際は、それらが発しているエネルギー、照射波動が水を変えているというのが真実だったのです。


これは、大発見です。



ならば、土壌ペレットと花崗岩と火山岩と同じ波長を出すセラミックを


作れば良いではないか・・・!!



次の、挑戦の始まりでした。

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