top of page

水物語その17 コアギレーション

更新日:2022年4月6日

水が出来上がる=すなわち構造水になると、生体にとって不要ないものは「析出」されます。

「析出」を詳しく見てみると

水に溶け込んでいる不要なもの、

毒物も含めた余分な有機物やミネラルが在ると、

水分子=H₂Oの水素分子ひとつが離れて

プラス電荷を持ったHイオンができます。

そして、残りのOHはマイナスイオンを持った

フリーラジカルと言うものになります。

Hイオンとフリーラジカルは、

反応性が非常に強く、

水に溶け込んでいる化合物や有機物を

分子にまでバラバラにします。

バラバラになった分子は、

再びプラスとマイナスのイオン結合をして、

比重が増えて沈みます。

沈んだ状態を静かにしておくと、

結合状態が進んで結晶体となり、

沈殿して再び水に溶けだすことがありません。


その結果として、

水はきれいなままに保たれます。

その現象全体をコアギレーションと言います。

瓢箪池に雨が降ると

必ずコアギレーションが起ります。

今現在も雨が降る度に確実に起きています。

中根先生の4種類のセラミックを

組み込んだ装置を池に沈めてからは、

驚かされることが次々に起りました。


まず、池水の表情が艶のある

とろりとしたものになり、

コアギレーションのスピードが早くなりました。


次に、金魚が丸々と太り、

使途と赤の色きわがくっきりとし、

尾びれの先が長くなり、

激しく泳ぎ回らないでゆったりとして、

むしろジッとしています。

夏には水草の中に卵を産んで、

孵化して育ちました。

人工エサは全く与えていませんので、

水コケだけを食べての結果です。


更に、冬に枯れたホテイ草を

そのまま入れておきましたら、

翌年、中から目が出て大きな葉が出て

巨大な花が咲きました。



最も驚いたのは、オオカナダモの開花です。

オオカナダモは渓流藻ですから、

本当にきれいな水の中でしか開花しません。

オオカナダモの花は真っ白で三弁と四弁、

一つの花の大きさが4~5㎜、

畳1畳ほどの池の中に満開時には240個が、正に咲き乱れます。

東京の都会の池の中で、毎年6月から11月まで咲き続けました。

あまり見事だったので、

地元・狛江市の環境課に伝えましたら、担当者が見に来ました。

そして、

「戦後すぐに市内を流れる野川(東京都狛江市内を流れる河川)で咲いたと言う記録があります。それ以来ですから、55年ぶりです」

と写真を撮って帰りました。


0件のコメント

最新記事

すべて表示

水物語その158「土と水の自然学」の取材⑫~処理編~

次は、食品加工工場団地の排水処理です。 九州熊本県人吉市にある食品工業団地の看板にタイトルが出ます。 「熊本県人吉市 人吉総合食品団地協同組合」 続いて団地の全景に経過を説明する字幕がでます。 「この団地は1982年に設立され 6社の工場の内5社の廃液を 共同処理しているが、悪臭と 血汁等高濃度廃液及び 汚泥の処分に苦しんできた。 ’86年から内水護博士の指導で 施設を改善、現在では総てが 解決し

水物語その157「土と水の自然学」の取材⑪~処理編~

放流水でイワナが元気に生きているのを確かめた後は 脱水ケーキの堆肥化を見ます。 脱水ケーキとは沈降槽(ちんこうそう)で沈んだ汚泥のことです。 <汚泥脱水装置> 新しい汚泥には既に出来上がっている 堆肥を混ぜて醗酵させています。 その作業を見ながら内水先生は臭いを確認します。 「もう、この段階で臭いはほとんどありませんね」 映像には汚泥と堆肥を混ぜる装置が映ります。 <新しい汚泥の臭いを嗅ぐ内水先生

水物語その156「土と水の自然学」の取材⑩~処理編~

処理編の最初の現場は長野県安曇野市豊科町です。 町を見下ろした全景の映像にタイトルが出ます。 「名水百選の町・豊科では、 家庭に設けた浄化槽の汚泥を 集中処理しているが、その悪臭に悩まされていた。 1984年の秋から内水博士の指導で 施設の改善を行い 現在では悪臭が除去され、 放流水質も向上している。」 そして、 バキュームカーが生活雑排水処理場に入ってくるシーンになり 内水さんがこの処理場を最初

bottom of page