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執筆者の写真有限会社シューコーポレーション

水物語その167「土と水の自然学」の取材⑳~理論編~

更新日:1月8日

腐植と腐植になる前の物質が、

濃度の高いを瞬時に分解し、して、

大きな綿のような形をした大きな分子に繋がり、

巨大分子構造を。それが沈んでし、

残りの水を綺麗にすることを観察してきました。

 

この腐植物質の働きは、電気的なものであり、

磁石のプラスとマイナスがくっ付く時のように、

瞬時に起こります。

この腐植の働きがあるため、

その後の水でバクテリアが活動できるのです。

この自然のシステムは、

30億年以上にる地球の歴史ので

作り上げられたものと考えられます。

 

内水先生は、この腐植をする方法について、

「自然の本来のりを読みいて、

土壌菌を本来のきに誘導し、

その結果じる汚泥を培養して『活性汚泥』をつくる。」

と説明します。

そして、

「その汚泥は時間の経過とともに腐植に向かいます。

出来上がった腐植と腐植に向かう前駆物質を多く含む混合物が生成される。」

と結論しています。

これらの説明は、いくつもの事例で証明されています。

 

内水先生のこの説は「内水理論」と称され、

その技術は「自然浄化法」と呼ばれています。

私が取り組んだのは

腐植になる前の巨大分子をする水を作ることでした。

言い換えると、

人や動物のが入ってきたら、

ちに分解して、再結合させる水を作ることでした。

 

再結合して巨大分子化したものは、

汚泥になり、やがて腐植前駆物質に進んで、

腐植が形成されるのです。

 

そのような水を人間は作れるのではないか?

今から思うとゾッとするほどな挑戦でしたが、

いろいろな人との出会いが重なり、

これまでに多くの事例が報告され

今は「その水が作られています」

と言えるところまで来ました。

 

無謀な挑戦の励みになったのは、

理論編で内水先生が次のように語った言葉です。

「畜産は牛・豚・ニワトリたちが

畜舎という環境で、餌と水と雰囲気という

3つの要件が与えられて生きている。

この3つの要件は全部が揃わなくても良い。

例えば、飲み水をなみのものを与える。

エサをにするもの、

又は土壌菌によってされたものを与える。

畜舎の雰囲気は、

踏み込みであれば土壌菌群が生き生きとんでいる地面。

スノコ舎では下の水が液肥並みのもの。

この3つの内の一つがしたものであれば、

他の2つを吸収してしまうことができる。」

水つくりを設置した多くの畜産現場で

実現できていることが正にそれを証明してくれています。

 

そして最後に、長崎さんからの

「しかし、局所的に壊している現実があります。」

という問いに対する内水先生の答え

「自然の在り様を知って、

 ほんのちょっと後押しすれば、必ず戻る。

 まず、局所の狭い所で完結した自然の系をつくる。

 それを繋げてもう一つ上の系をつくる。

 それを重ねて行くしかないのじゃないかな。」

という考え方に賛同して一件一件の現場の改善に取り組んでいます。

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