top of page

水物語その158「土と水の自然学」の取材⑫~処理編~

次は、食品加工工場団地の排水処理です。

九州熊本県人吉市にある食品工業団地の看板にタイトルが出ます。


「熊本県人吉市 人吉総合食品団地協同組合」


続いて団地の全景に経過を説明する字幕がでます。

「この団地は1982年に設立され

 6社の工場の内5社の廃液を

 共同処理しているが、悪臭と

 血汁等高濃度廃液及び

 汚泥の処分に苦しんできた。

’86年から内水護博士の指導で

 施設を改善、現在では総てが

 解決し経費も半減している。」


字幕が消えると映像は協同組合の

「産業排水処理施設」の全景となり

内水博士の盟友・長崎浩さんが

団地の理事長内村正さんにインタビューする声が流れます。

「理事長さんはこの団地が出来た時から

 この排水処理に関わってこられた訳ですね。」

「はい、もう臭いがきつくってですね、毎日見に来て掛かりっきりでした。」

「理事長さんは、自分の会社の仕事もあるんでしょ。」

「それがですね、周りからの苦情で排水が止まると

 全部の工場の仕事がストップしますから、

 掛かりっきりで、会社の仕事に来ているのか、

 排水処理に来ているのか分かりませんでした。」

 

話の途中から排水処理施設の部分の映像と

最後の綺麗な放流水の状態が紹介されます。



次に映像は事務所の会議室で

内水博士が内水理事長に

施設改善の内容を語るシーンになります。

「当初にあったのは、悪臭の問題と汚泥処理と処分の問題と

 ブロイラーの血抜きをした高濃度の血流廃液の処理の

 3つの問題だったと思いますが」

内水理事長は

「はい、そうです、そうです、」


「あの血流の処理はどうなっていますかね」

「腐植で培養したバクテリアで一次処理してから

 排水処置施設に送っています。」

「バクテリアにとって、血流は最高のエサなんです、

 完全な栄養バランスが取れていますから。」

「はー、そうなんですか」

映像はブロイラーの話の時から、

逆さに吊るされた鶏が首筋を切られ

バタバタしながら血が抜かれるシーンになります。

毛をむしり消毒したのち解体されブロックになる作業を終えると

最後に血流処理施設を紹介します。

それが送られて処理する総合施設のことは次回です。


<首筋を切って血を抜く作業>


<毛がむしられて消毒される鶏>


 <鶏の血流一次処理施設>


 

 

 

 

0件のコメント

最新記事

すべて表示

水物語その157「土と水の自然学」の取材⑪~処理編~

放流水でイワナが元気に生きているのを確かめた後は 脱水ケーキの堆肥化を見ます。 脱水ケーキとは沈降槽(ちんこうそう)で沈んだ汚泥のことです。 <汚泥脱水装置> 新しい汚泥には既に出来上がっている 堆肥を混ぜて醗酵させています。 その作業を見ながら内水先生は臭いを確認します。 「もう、この段階で臭いはほとんどありませんね」 映像には汚泥と堆肥を混ぜる装置が映ります。 <新しい汚泥の臭いを嗅ぐ内水先生

水物語その156「土と水の自然学」の取材⑩~処理編~

処理編の最初の現場は長野県安曇野市豊科町です。 町を見下ろした全景の映像にタイトルが出ます。 「名水百選の町・豊科では、 家庭に設けた浄化槽の汚泥を 集中処理しているが、その悪臭に悩まされていた。 1984年の秋から内水博士の指導で 施設の改善を行い 現在では悪臭が除去され、 放流水質も向上している。」 そして、 バキュームカーが生活雑排水処理場に入ってくるシーンになり 内水さんがこの処理場を最初

水物語その155「土と水の自然学」の取材⑨~農業編~

今回は矢部養豚場の溜池のお話しです。 この溜池は尿を集めて処理する池で、全部で3つあります。 2番目の溜池は1番目の溜池より一段低くなっていて 池の端の溝からオーバフローで流れ込むしくみになっています。 2番目の池の液を汲み上げ、矢部さんが手で温度を確かめます。 <2番目の溜池> <素手で温度を確かめる矢部さん> 内水先生も指を入れ「15度くらいですね」と確認してから 3番目の溜池へ移動します。

bottom of page