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水物語その106 ドイツのごみ処理事情①
ドイツでの取材は1975年10月27日~31日までの5日間で行われました。 インターネットで現在のドイツのごみ事情を調べると 「ドイツは国際的に見て、廃棄物対策がもっとも進んだ国だと言われています。家庭から出されるごみは、生ごみ、包装容器、新聞雑誌、残りごみに分別されていま...
2022年12月14日
水物語その105 オランダのごみ処理事情
翌日は空路でパリからオランダの首都アムステルダムへ飛び、 車で5時間かけて取材地のロッテルダムに入りました。 着いた時は夜でしたので判りませんでしたが、 翌朝早くホテルを出て街を見てみると、 歩道にごみ袋が10メートル間隔で積まれていました。...
2022年12月7日
水物語その104 パリのごみ処理事情④
1300年にペストのパンデミックに見舞われたパリは政権が度々入れ替わる動乱の300年を経て1600年のアンリ4世の即位でようやく安定しました。 動乱の中で、ペスト流行の原因は上水道にあるとする学者と下水道が原因であるとする学者が対立したままでしたが、パリの商人の三部会が政権...
2022年11月30日
水物語その103 パリのごみ処理事情③
テーブルの上に広げられた資料は 2500年以上のパリの歴史資料が積まれていました。 道の真ん中に水場ができ、毎朝、道路を掃除する彼がいる意味を 理解するためにはその歴史から知る必要があったのです。 「花の都」と呼ばれ、世界的にも人気の高い観光地のパリですが、...
2022年11月16日
水物語その102 パリのごみ処理事情②
約束通りの午後3時。 私たち三人はコーディネーターに連れられ 2度目のパリ市役所 助役室へ向かいました。 今回は、交差点の真ん中に水場があることの疑問をきっかけに パリの歴史を教えてもらおうと急遽アポをとりましたが 前日に、パリ市のごみの活用方法についての...
2022年11月9日
水物語その101 パリのごみ処理事情①
まずは最初の取材地、パリでのお話です。 ヨーロッパを取材したのは1975年。 現在のパリのごみ事情をインターネットで調べてみると、 家庭から出るごみは 燃えるゴミとガラス類とリサイクルごみの3種類に分けて 緑色、黄色、白色に色分けされたに容器に入れられて...
2022年11月2日
水物語その100 欧米のごみ処理事情
ヨーロッパでの取材先は、 フランスのパリ、オランダのロッテルダム、 ドイツのフランクフルトとエッセンとハイデルベルク そして、イタリアのローマです。 取材期間は1975年10月18日〜11月9日までの23日間です。 まず、それぞれ自治体のごみ担当者にインタビューを行い、...
2022年10月26日
水物語その99 ヨーロッパのごみ処理事情の取材へ
全国の自治体から集めたアンケートで 「プラスチックごみ問題は、ごみ全体の処理システムをつくることでしか解決できない。」 ということを、明確に認識した協会は新たに3つの方針を定めました。 【1. ごみ焼却炉メーカーの技術開発の協力を行うこと】 【2....
2022年10月19日
水物語その98 プラスチック処理の課題把握
プラ協、3つ目のテーマである 「プラスチックごみの適切な処理方法を見つける」は まず、現場の実情を知るところからはじめました。 経済成長に合わせ、今まで紙や木材で作られていたものが 一気にプラスチックへと変わっていました。 どんどんと暮らしに広がるプラスチックですが...
2022年10月12日
水物語その97 プラスチック処理促進協会の始動
「社団法人プラスチック処理研究協会」は 設立から8ヵ月後の1972年7月に 「社団法人プラスチック処理促進協会」と名前が変わりました。 元々のメンバーに加え、大手企業の総務部長や 広報課長が委員となるなか、委員長は清水さんで、となりました。...
2022年10月5日
水物語その96 プラスチック処理の現場取材
三日後。 石油化学工業連盟の会議へと参加しました。 「プラスチック廃棄物の処理を検討するワーキンググループ」 と名前のついたこの会には業界内の優秀な社員が集められていました。 彼らの前で私はまとめ冊子と提案書を見せると この業界がやるべきことについて、...
2022年9月28日
水物語その95 ごみ問題の取材先探し
石油化学工業に取材するにしても、アテはありませんでした。 まずはできることを、と、新聞資料集めからはじめました。 スマホやパソコンがない時代でしたので、リサーチは図書館が頼りでした。 図書館で朝日、毎日、読売、日経、産経各社が出した1年分の...
2022年9月21日


