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水物語その130 プラスチック廃棄物製暗渠パイプ
北海道には広大な湿地帯がいくつもありますが、 その湿地帯を牧草などつくる耕作地にする取り組みは 今も続いています。 湿地帯を耕作地にするために、 まずは土の水を抜かなければなりせん。 作業は、重機で長い溝を掘るところから始まります。...
2023年6月7日
水物語その129 プラスチック廃棄物製タコ壺
今回は、プラスチック廃棄物で作ったタコ壺のことを書きます。 タコ壺と聞くと 茶色の釉薬が塗られた素焼きの壺を 想像する人もいると思いますが、 今の若い人は、これからお話しする プラスチック製の箱型のタコ壺しか 見たことがないかもしれません。...
2023年5月31日
水物語その128 プラスチック廃棄物製測量杭
最初にご紹介するのは、 8年前の「よみがえるプラスチック廃棄物」でも取り上げた 測量用の「杭(くい)」です。 測量用くいとは、地籍調査などで使用される杭のことで 地の境界や街区基準点となる場所の地面に打ち込まれる標識のことです。 全国の自治体では古くから地籍調査には...
2023年5月24日
水物語その127 プラスチックごみ処理現場の情熱
まずは1986年に作った「新しい産業の誕生ープラスチック再生加工品の世界」から 紹介したいと思います。 この映画の前段のような形になった「よみがえるプラスチック廃棄物」は、8年前の1978年に完成しました。 詳細は水物語97話でお話ししていますが、この8年の間に日本中の民間...
2023年5月17日
水物語その126 ごみ問題を取り上げた映画の意義
6つの自治体を取材した映画は1979年に「日本のごみ資源」というタイトルで完成しました。 これまでと同じくVHSを作りコピーも無料で貸し出されましたが、残念ながら今の協会には映像が残っていません。 1972年に初めての映画「プラスチックを考える」を完成させてからこの作品を作...
2023年5月10日
水物語その125 地域でつくる日本のごみ処理システム
川崎市は、新しく建てたごみ焼却場の隣に温水プールと市民の憩いの施設を作っていました。 今ではどこにでも見られますが、1978年当時は最先端のごみエネルギー利用施設でした。 札幌市は、高層団地との間に公園を挟んでごみ焼却場を建て、発電と地域暖房と給湯を供給するという新しい地域...
2023年5月3日
水物語その124 日本清掃史の功労者
次回作に向けて、プラ協の広報委員会の会議が開かれました。 その会議の中で 「映画を見て、人々はごみについての意識・関心が高まっている。 次は、自分の暮らす地域のごみについて考えてもらいたい」 ということになり、そのために必要な情報はなにか、について話し合いました。...
2023年4月26日
水物語その123 映画「ごみと社会」の制作
ヨーロッパとアメリカの映像を観た意見交換のため、改めて委員会が開かれました。 当時は「プラスチックは環境や人間にとって悪である」という風潮が蔓延していましたので、 それをなくしてプラスチックに対する正しい知識を持ってもらうために委員は全員が真剣でした。...
2023年4月19日
水物語その122 アメリカのごみ処理事情⑨
アメリカでの取材を終えた後は、ロサンゼルス空港から飛行機に乗りハワイに一泊しました。 翌日、ハワイ空港から飛び立った我々取材班は、 1975年11月26日の夜、約1か月ぶりに日本へと帰ってきました。 まだ成田空港のない時代ですので、降り立ったのは羽田空港。...
2023年4月12日
水物語その121 アメリカのごみ処理事情⑧
ヒューストンから飛行機でロサンゼルスに入ったのは、その日の夕方でした。 近郊の森で山火事が起きていると機内放送が流れ、ホテル到着後も部屋にあるテレビをつけると、炎が燃え広がる映像が盛んに映し出されていました。 移動続きで疲れきっていた私たちは、この山火事が明日の取材に支障を...
2023年4月5日
水物語その120 アメリカのごみ処理事情⑦
ヒューストンでの取材は2日間でした。 ここでの最大の目的は、アメリカ最大の廃棄物処理会社ブローニング・フェリス株式会社の本社への取材でした。 当時の都市の特長を青柳さんが書いていますのでまずはそれを紹介します。 「ヒューストンはメキシコ湾にのぞむ新興工業都市である。直接外海...
2023年3月29日
水物語その119 アメリカのごみ処理事情⑥
翌朝7時に、オーレリイ氏が手配してくれた清掃局の車が、ホテルへ迎えに来てくれました。 私たちが乗り込むと、車は北方の住宅街へと向かいました。 当時のニューヨーク市はごみの収集エリアを3つに区分して定めており、 日曜日を除いた週2回、収集作業が行われていました。...
2023年3月22日